歯科治療理念

当院では

①患者さんの負担(痛みなど)をできるだけ少なく治療する。

②患者さんのQOL(生活の質)を向上させる。

③治療以外、予防やその他のことでも相談できるような医院を目指す。

といった治療理念のもとに診療を行っております。

皆さんは、むし歯や歯周病などの歯科疾患では気になっていても、痛みが出るまで歯科医院を受診することはしないのではないでしょうか?もう少し早い段階で治療できればよかったのに・・・、といった患者さんもしばしばみられます。ひどい痛みのある歯の治療は、患者さんだけでなく私たちにとっても非常に辛いことです。症状がなくても定期的に歯科医院を受診していただけるようになれば、結果的にみんなが幸せになれると思います。できるだけ多くの人が、定期健診を受ける習慣をもってくれることを切に願っています。

治療に関する説明につきまして、私ははっきり言って説明が上手ではありません。診察して得られた情報から出た結果のみを話せば非常にシンプルな説明になるのですが、どうしてもそこに至った過程から話してしまい、患者さんにとって余計な情報まで伝えてしまう傾向があります。かえってわかりにくくしているといつも反省しています。診断をするまでにどう考えたか、治療法を提示するにもどうしてそうなのかをできるだけありのままに伝えようと思ってのことですが、もしわかりにくいことがあれば遠慮せずに質問してほしいと思います(やはり下手な説明しかできないかもしれませんが)。

歯科医をやっていてもっとも充実していると思える瞬間は、患者さんが笑顔で帰っていく時だと思います。歯科医院に最初から笑顔で来るかたはあまりいません。むしろ辛い、険しい顔で来るかたがほとんどです。そのような方々の表情が笑顔に変わったときは心から嬉しくなります。究極の目標は全ての患者さんが笑顔で帰ることです。そのためにはまだまだ知識の吸収や技術の研鑽を積まなければなりません。昨日より今日、今日より明日と少しずつでも成長できるよう努力いたしますので、どうかよろしくお願いします。